エミダス更新による社内教育、仕事に対するモチベーションの向上(旭鍍金株式会社 三重県 表面処理)

旭鍍金株式会社は三重県津市に拠点を置く、県内最大の表面処理総合メーカーです。
金・銀・銅・スズ・ニッケル、亜鉛など幅広い種類のめっきを手掛け、バレル研磨・熱処理・テフロンコーティング等の前処理から後処理まで一貫生産しています。
今回は旭鍍金株式会社の専務取締役　杉野公治様にお話を伺いました。

1. エミダス導入の目的

旭鍍金株式会社は2005年にエミダスプロ会員となり、ホームページ、動画コンテンツ、パンフレットなど多様な営業PRツールの活用を始めました。
また、2015年からはWebマーケティングに力を入れ始め、二つの目的を掲げました。

①宣伝活動とホームページへのアクセス増加
②若手社員の営業経験と集客の喜びの体得

2. エミダスの具体的な活用方法

現場の若手社員を4チームに分け、一週間に1回エミダス更新の時間を設けました。製品や設備の写真を撮影し、内容も自分たちで考えアップしていました。
当初は固い雰囲気でしたが、次第にチーム同士で競い合い、楽しみながら更新するようになりました。
閲覧数などの成果が数字で確認できるため、達成感を得られるようになり、モチベーションに繋がったと考えています。
また、「アクセス数が伸びた時には、みんなで食事に行こう！」などと話しており、エミダスを始めた当初より仲も深まっているようです。

3. エミダスの活動を通して生まれた変化

多くの社員が、自分が作っている部品の用途を知らない状況でした。そこで、エミダスの更新は製品理解を深めるきっかけとなり、社内教育の役割を果たしていたのです。
今ではエミダスだけでなく、自社ホームページのメンテナンスを行うなど、Webマーケティングに対する意識が高まっています。

4. これからのNCネットワークに期待すること

『企業は生き物』だと考えています。
生きていくためには、試行錯誤を重ね、模索していかねばなりません。「継続は力なり」を体現していくことが大切です。
今後も様々な工夫を重ね、サービス向上を図ってください。

また、若手の方にはもっと我々の業界について知って頂きたいです。
現場に出向き、目で直接見て体で感じていただきたい。そして、人との対話を通じて経験を積んでください。