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株式会社小出ロール鐵工所(リバイバル記事)
千葉県習志野市のロール・シャフトの製作会社の小出ロール鐵工所様の、Webマーケティング成功事例です。
展示会に毎年出展し、ホームページをリニューアルしたことで新規開拓を実現しています。
※2018年のEMIDAS STYLEリバイバル記事です。
長年培った技術で新たなビジネスを探す
小出ロール鐵工所は、繊維・染色機械メーカーとして1914年に創業。高度成長期の日米貿易摩擦により繊維産業が大きな打撃を受ける中、製紙加工機械のロールメンテナンスの依頼を契機に、機械製作メーカーからロールメンテナンス会社へと業態を転換。その後、製紙・製鉄所に向けた新規のロール・シャフトの製作も行うようになった。
大きさは、手のひらサイズから最大径φ2,100㎜、最大重量40t、最大加工長1,200㎜まで、素材は鉄、ゴム、ステンレスと多岐にわたり、メッキや溶射などの処理も行う。特に鏡面研磨は強みで、職人が1/1000㎜レベルの精度に仕上げる。
加工機は1秒でも止めれば大きな損失が発生するため、生産ラインを支えるロールは常に万全な状態でなければならない。この思いで「予防保全」「出張検査」「出張工事」サービスを開始し、点検・調査を行うことによってロール延命化の提案をしている。
展示会出展=自社PR×新規開拓×情報収集×社員教育
創業100周年を迎えた4年前に、小出社長によって「各業界に向け認知度をあげる」という方針が出され、まず機械要素技術展への出展を決めた。初めての大きな展示会で、何をどう準備していいかわからず困っていた時、100周年記念の動画制作を依頼したNCネットワークが展示会のプロデュースも可能と知り、自社の業務内容を理解している会社のほうが安心という考えから、展示会の活用方法ついて相談することになった。
その後4年連続で出展。その間に、自社PRの一環としてHPや会社案内のリニューアルも行い、いまでは同社の特徴や強みを具体的に発信できるようになった。展示会ではすぐ取引に繋がるものは少ないが、2年後に問合せが来たり、展示会後にHP経由で「出張工事」の受注があったりと、継続効果が感じられるようになってきた。
また、展示会では、営業部以外の業務部や製造部など各部署の社員が毎日10人以上もブースに立ち、来場者応対をする。心を込めた応対をするには、お互いが他部署の業務も理解しなければならず、社員教育・愛社精神を養う機会になっている。今では社員が主体になって準備をすすめる自律的な姿勢が定着し、これも連続出展の成果だという。今年も機械要素技術展には5回目となる出展を予定している。
展示会で新しい顧客候補を獲得して、2年後に受注に結びついた良い事例だね。
新しい顧客候補を獲得して1年、2年後に受注に繋げていく活動は、展示会もEMIDASもとても似ているんだ。
リアルな手法の展示会とWebの手法のEMIDAS、長い目で両方活用すると面白いかもしれないよ!
社名 | 株式会社小出ロール鐵工所 |
所在地 | 〒275-0001 千葉県習志野市東習志野6-21-8 |
TEL | 047-475-3811 |
FAX | 047-475-2422 |
担当者 | 壱岐征和 |
事業内容 | ・各種ロール・シャフトの新規製作及び研削加工 ・製品トラブルの調査、ロールの延命化、 定期検診による維持管理。出張工事・出張検査。 ・各種ロール・シャフト設備に付随する部品の製作 及びメンテナンス。 |
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